THE FIRST SRAMDANK 感想
※ネタバレ無しで書きます。
THE FIRST SRANDANK を自分が初めて見たのは5月20日(土)。12月3日の公開日から半年も経とうとする頃だった。この頃になると、本数が 1〜 2本しかなく(半年で 1〜 2本残ってるのがまずすごいが)、この日は朝9時台と夕方の映画だった。
本来土日休みだが、イレギュラーな仕事で日曜は自由な時間がなかった自分は映画、買い物、ゲーム、家事、あらゆるやりたいことをこの1日に詰め込むため、本来仕事がなければ昼過ぎまでゆうに寝るこの体を、通常勤務日の起床時間よりも1時間も早く叩き起こして映画館へ行くことにした。
なぜこんなに公開から時間が経ってから、映画を観るお金ないな〜などと言ってうだうだしていた自分が観ようと思い立ったのか。
それは完全にTwitterから流れてくる映画がマジで良いという評判と二次創作等でみたキャラクターの魅力的さからだった。
あまりネタバレを気にしない性質なので、基本TLに流れてきたものは見る。原作は読んだことがなくぼんやりとこういうキャラがいるのかという情報と、「スラムダンク」といえば誰もが知っているような情報のみを持っている状態だった。
色々な映画が良いという情報が流れてきたが、アイマスSideMのオタクでもある自分のTLには仲村宗悟氏のツイートもそのファンのツイートも当然流れる。声優さんの何度もリテイクをしたなどのエピソードも興味を引いた一因だった。
そのほかに1番印象を持っている、映画みよう、となったツイートがある。それは「原作漫画を読みたくない自分がいる。宮城リョータを追う観客であるという体験を崩したくないからだ」というような旨のツイートだった。
自分がなぜ、これまで映画スラムダンクを見ていなかったか。
映画館に行く気力がないや料金が少し高いなどの理由もあるが、興味があるものは全然行く。むしろ好きなものはなるべく映画館で見たい。
これはアニメ作品をうだうだといつまでも見ない原因でもあるのだが、漫画原作作品は漫画を読んでから映像を見たい、という思いがあるからだ。
スラムダンクは機会があれば漫画を読みたいと思っていたので、上司から「スラムダンク観てない?良かったよ。」と言われた時も「ア〜漫画読んでからアニメ見たい派なんですよね〜」と返していた。
今思うとなんだこいつしゃらくさいな…見る気ないだろおまえ。って感じだ。
そして今思うと、普段雑談をあまりふらない上司が良かったと言っていた時点でかなり良いものであったということを読み取れる。俺の負けです。観終わったあとにはもっと強く勧めといてよ!!!!?!?!?と思ったものですが。
つまり映画を観るなら漫画を読んでから。という考えがあって映画を観るつもりはなかった。
でもどうやらTwitterで流れてくる感想をみると原作とはまた違った観点からのストーリーらしい。
そのストーリーが気になったのと、あとTwitterでフォロワーからの受動喫煙で摂取していたキャラ達(特に深津一成)が気になって我慢できなくなったため見に行った。
見てまず思った感想が、構成がうまい…だった。
宮城リョータを中心とした各湘北メンバーの背景の入れ込み方が、試合のスピード感ある描写と共存しててめちゃくちゃアツかった。
ぼんやりと知っていたスラムダンクの、湘北メンバーのセリフとか情報も出てきたのでテンションが上がった。
音楽の入れ方とか音の使い方とか、グワッとなる瞬間の作り方がすごくてのめり込んだ。カッケー。試合終盤息止まる。
OPもカッコ良すぎた。3Dアニメなんだけど、漫画を感じる。鮮やかすぎない色彩もアニメ感というよりアナログな塗りのような雰囲気があって馴染んでた。
一番最初から3DCGの動きの滑らかさに驚いた。バスケをする動きがリアルすぎて、空間がリアルだった。試合シーンもそれぞれ一人一人の動きが細かくて目が足りない。
バスケシーンもリアルでアツくてカッコイイながらも、全体としてあるストーリーがすごく人間の話で、苦しさもはらむんだけど、最後にはそれが解けるというか緩まるというか、その瞬間のホッとするようなスッと胸が少し軽くなるような、なくなるわけじゃないんだけど、そのシーンがとてもラストとして好きだなと思った。
ネタバレを気にしない性質すぎて、どこまでがネタバレになってしまうのかわかりません。
纏まった感想が書けなくて読みづらいかとは思うけれど、アウトプットの練習にこれからも何か作品に触れた時は感想を残したいと思う。
コメント
コメントを投稿